KTTK111のオフ活動のお知らせや短編置場、時々雑談。
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うおおあああああああづっぎいいいいいいいいいい!!!!!!!
163話 月の輪
つき‐の‐わ【月の輪】
1 月。特に、満月。げつりん。
2 満月にかたどった丸い形。また、その形のもの。わら製の釜敷(かましき)、袈裟(けさ)につける飾り物、釣り花瓶など。
3 ツキノワグマののどの下にある、半月形の白い毛。
(デジタル大辞泉)
月が出てから、とうとう、満ちてしまいましたなぁ…。
「僕がウシワカに勝てるワケないじゃん」
決勝前日に、山口くんにだけ伝えてる。
これは、山口くんが何かを言ったのかもしれない。
そうでないと自分からは言いそうにないんですよね。
でも、これを自重する意味で、月島くんが自ら言い出したのなら、またそれはそれで、鳥肌がたつのですけれど。
ウシワカに勝てるワケないというのは、9巻73話P35のところで、初めて言及してるのですね。
烏養コーチが、日向と二人に「白鳥沢のウシワカも止められるようなブロッカーになってもらうぞ」と言った際に(ウシワカとか無理に決まってんじゃん…)と本気で思ってる。
これが、作中で、6月下旬の話です。
そうして、10巻86話の月の出を経て、12巻106話P139で日向に「月島だったらウシワカ止められるか!?」と聞かれて「…無理デショ」って答える。
この時点でも、まだ、無理だと思ってた。
それでも6月と違うのは、日向に無理って言われて腹を立ててるところ。
そうして、お兄ちゃんに電話をして、社会人チームの練習に参加するようになります。
8月の20日前後の話です。
それから1週間くらいの間に、烏養コーチに「自分より圧倒的に上な相手のスパイクを止める方法」を聞きにいきます。
この時点で、まだ8月が終わってないんですね。
春高宮城県代表決定戦決勝は10月27日です。
見開きの巻頭カラー。
先日のセンターカラーのピンナップがウシワカちゃん単独だっただけに、この見開きは、鳥肌がたちました。
こんな静かに、淡々と、自分より圧倒的に上な相手と対峙するひとがいただろうか。
それでも、自分の環境を憂うわけもなく、むしろ、目の前の人が背負ういろいろなものを認識して、その隙間を狙うような、そんな目がウシワカちゃんに向けられていて、ああああ、ここでも目がまっすぐに、『何か』を狙ってるんだなぁと、思ったわけです。
巻頭カラーから動けない。
すごい。
プレッシャーをストレスを与え続けることで、うまれる『何か』をずっと月島くんは狙ってて。
その間に暴れる、とびおちゃんと日向がね。
すごすぎて。
マイナス・テンポのバックアタック!!!!!!
ふぁー!!!!
いつのまに!!!!
超高速バックアタック!
なにそれ、こわい…。
そして、すごい。
及川さんに止められた時より早くなってるって、進化の速度、半端ない。
この二人は、本当に、なにかをやらかしてくれるっていう安心感があって、たのしい。
旭さんからの「ナイスワンチ」に素直に頷けない月島くんが、とても月島くん。
ワンチを狙ってたくせに!!!!!!
月島くんは、褒められても、認めないんだよねぇ。
(そこがかわいい)
そして、半年一緒のチームでずっと練習して戦ってきた先輩たちはそれさえも理解してくれて。
優しい。
烏野のチームのメンバーは全員優しくて、これだけで、きゅんってする。
ちょっと照れたような右下のコマの月島くんの顔がめっちゃかわゆくて…。
居心地悪そうな、でも嬉しいような、そんな顔に見える。
で、相変わらず不安定な日向のサーブ。
それに翻弄される五色くんと。
試合中で、あと1点を取り合う切迫した状況で、お互いに余裕無くて必死なのが、なんか、もう、高校生っぽくて。
結果オーライ。
スガさん、の、顔…。
こんなに、必死に、繋いで、繋いで、ようやく一点をもぎ取ってるのに、それをなぎ払うかのような、ウシワカちゃんの一発。
この冷静さは、自信の上に成り立つのかな。
日本代表にも選ばれる強さって、ここにあるんだなと。
嶋田さんの応援、ほっとするね。
アゲテーアゲテー。
よし、もう一本!って気持ちになる(笑)
五色くんのキョーレツなサーブ。
でも受ける。
澤村さん、すごい、かっこいい。
田中さんのフォロー!!!
同時多発位置差攻撃。
からの、澤村さんのスパイクうううううう。
うおおおお!!!!
あー、もー、かっこいいよぅ。
月島くんの「せぇーのっ」のタイミングは、「コースを絞らせるためのタイミング」と「タイミングさえドンピシャで合えば、どんなスパイクも止められるタイミング」をはかってるのかなと思いつつ。
ここで、活きてくるんですよね。
「プレッシャーをストレスを与え続けること」が。
白布くんに。じわじわと。
「ほんの僅か いらだちと 焦りを含んだ 綻びを」
正に。
この瞬間やってくるのをずっと「見てた」
『目の前のことしか信じない』月島くんが、見てきた、それを。
ずっと、耽々と狙ってた。
その瞬間が。
(ここで特筆すべきは、白布くんだけでなく、同じセッターである、とびおちゃんが、月島くんのそれに気がついたことでもある)
ドシャット。
牛島若利のスパイクを。
「4人掛かりでも点取られない事で精一杯」だった牛島若利のスパイクを。
見事なタイミングで、ブロック決めた。
息が、とまったよね。
たぶん、会場がしん…って、割れるくらい冷たく静かになった状態と同じくらい、息がとまった。
あの、他者を圧倒する、寄せ付けないほどの、スパイクを散々見せ付けられてきた、人々が。
そこで、見たのは、その、牛島くんのスパイクがブロックされた現実ですよ。
「僕がウシワカに勝てるワケ無いデショ」
「ただ」
「何本かは止めてやろうと思ってるだけ」
山口くんにだけ、伝えた、月島くんの本音。
野望。
目標。
だからこそ、山口くんの「力を貸せるところまでは来たよ」がぶわあああああって、蘇ってきたんですよ。
サーブで相手を崩す=何本かは止めてやろうとしている月島くんに力を貸せることができる…と思ってた山口くん。
ふぁあああああああああ!!!!!!!
ウシワカ止めたァア!!?
止めたよー!!!!!
月島くんがとめたよー!
誰だアイツしらねー!!!
当たり前だよ!!!!
ここでようやく開花した子だもの!!!
だれもしらないよ!!!!
月島蛍っていうんですよ!!!!!
烏野高校1年のミドルブロッカーです!!!!
って、叫びたい衝動。
ああ、月島くん、やったよ!
そして、とびおちゃんは、やっぱり気がついてた。
セッターだから。
コート内では頭脳5の天才は、気がついてた。
これを待っていたと知るのは、セッターである、とびおちゃんと白布くんのみ。
(もしかしたら、監督たちも)
敵にいたら、本当に厄介すぎるブロッカーだと思うのですよね…。
たかがブロック一本
たかが25点中の1点
たかが部活
なんて、重いモノローグ。
本当に、これが、月島くんが、ずっと、ずっと、ずっと、背負ってきたものですよ。
真っ赤になった両の手のひらが。
ワンタッチを延々と続けてきた結果であり、月島くんの勲章ですよ。
ガッツポーズに言葉も無い。
どれだけ、泣いたと、思ってるのか。
木兎さんに「ハマる瞬間」の話をされたときから、きっと、ウシワカちゃんのスパイクをドシャットしたときだよ、って、思ってた。
思ってたけど、そこに、至るまでの、すべてが、ものすごくて。
ものすごかった。
つっきーの、ガッツポーズだよ。だって。
あんなに、淡々と無感情で試合と向き合ってきた子が。
とうとう。
ガッツポーズですよ。
一緒に、叫ぶしかないじゃないですか。
泣くしかないじゃないですか。
「もしも、その瞬間が来たら、それが、お前がバレーにハマる瞬間だ」
ハマる、瞬間、が、きた。
ラストの月島くんの顔、表情、が、もう、たまんないですね…。
そして、この、記念すべきドシャットが、烏野が白鳥沢に1セット取った瞬間でもあるのですよね。
大増ページ。
本当にありがとうございました。
終わり。
ここから、蛇足的考察。
この話を読んだ直後、一番に私は、お兄ちゃんのことを思いました。
明光くんのこの表情。
明光くんは、弟が、やった瞬間に叫んでないんですよね。
歯を食いしばってる感じ。
私は、明光くんが「自分のせいで負けて当然と思ってしまう諦めの早い子」になってしまったのを
悔いてる気がずっとしてたんですよね。
明光くん自身は「ハマる瞬間」を知っていて、バレーボールをやめられないくらいの楽しさを快感を知っている。
けれど、弟は、自分の吐き続けた嘘のせいで、どうにも本気を出してバレーボールをやらなくなってしまった。
それどころか何年もろくに会話もできない状態だった。
でも、弟は「烏野高校へ進学をしてバレー部に入部」した。
これを知ったとき、明光くんは、どう思ったのだろう。
喜んだのかな。
嬉しかったのかな。
まだ、蛍は大丈夫って安心をしたのかな。
そうして、ようやく、再び、まともに会話ができるようになって、一緒にバレーボールができるようになって。
それでも、目の前のことしか信じない弟が、自分が知ってる、バレーボールのおもしろさ、気持ちよさを感じてくれたらいいなと、思ってたんじゃないかと。
その瞬間を、目の当たりにしたからこその、この表情なのかなって、思ったのです。
いや、実際はどうかはわからないけど。
月島兄弟に夢見てますけど。
うん。
なによりもこの明光くんの表情を見て、お兄ちゃん、弟くんがやったよ!!!!!って、言ってあげたいなぁって、思ったんです。
ここで、ようやく、明光くんが月島くんと自分に残した爪あとが、消えたんじゃないかって、思ったのでした。
実際は違うかもですが…。
うっ。
163話 月の輪
つき‐の‐わ【月の輪】
1 月。特に、満月。げつりん。
2 満月にかたどった丸い形。また、その形のもの。わら製の釜敷(かましき)、袈裟(けさ)につける飾り物、釣り花瓶など。
3 ツキノワグマののどの下にある、半月形の白い毛。
(デジタル大辞泉)
月が出てから、とうとう、満ちてしまいましたなぁ…。
「僕がウシワカに勝てるワケないじゃん」
決勝前日に、山口くんにだけ伝えてる。
これは、山口くんが何かを言ったのかもしれない。
そうでないと自分からは言いそうにないんですよね。
でも、これを自重する意味で、月島くんが自ら言い出したのなら、またそれはそれで、鳥肌がたつのですけれど。
ウシワカに勝てるワケないというのは、9巻73話P35のところで、初めて言及してるのですね。
烏養コーチが、日向と二人に「白鳥沢のウシワカも止められるようなブロッカーになってもらうぞ」と言った際に(ウシワカとか無理に決まってんじゃん…)と本気で思ってる。
これが、作中で、6月下旬の話です。
そうして、10巻86話の月の出を経て、12巻106話P139で日向に「月島だったらウシワカ止められるか!?」と聞かれて「…無理デショ」って答える。
この時点でも、まだ、無理だと思ってた。
それでも6月と違うのは、日向に無理って言われて腹を立ててるところ。
そうして、お兄ちゃんに電話をして、社会人チームの練習に参加するようになります。
8月の20日前後の話です。
それから1週間くらいの間に、烏養コーチに「自分より圧倒的に上な相手のスパイクを止める方法」を聞きにいきます。
この時点で、まだ8月が終わってないんですね。
春高宮城県代表決定戦決勝は10月27日です。
見開きの巻頭カラー。
先日のセンターカラーのピンナップがウシワカちゃん単独だっただけに、この見開きは、鳥肌がたちました。
こんな静かに、淡々と、自分より圧倒的に上な相手と対峙するひとがいただろうか。
それでも、自分の環境を憂うわけもなく、むしろ、目の前の人が背負ういろいろなものを認識して、その隙間を狙うような、そんな目がウシワカちゃんに向けられていて、ああああ、ここでも目がまっすぐに、『何か』を狙ってるんだなぁと、思ったわけです。
巻頭カラーから動けない。
すごい。
プレッシャーをストレスを与え続けることで、うまれる『何か』をずっと月島くんは狙ってて。
その間に暴れる、とびおちゃんと日向がね。
すごすぎて。
マイナス・テンポのバックアタック!!!!!!
ふぁー!!!!
いつのまに!!!!
超高速バックアタック!
なにそれ、こわい…。
そして、すごい。
及川さんに止められた時より早くなってるって、進化の速度、半端ない。
この二人は、本当に、なにかをやらかしてくれるっていう安心感があって、たのしい。
旭さんからの「ナイスワンチ」に素直に頷けない月島くんが、とても月島くん。
ワンチを狙ってたくせに!!!!!!
月島くんは、褒められても、認めないんだよねぇ。
(そこがかわいい)
そして、半年一緒のチームでずっと練習して戦ってきた先輩たちはそれさえも理解してくれて。
優しい。
烏野のチームのメンバーは全員優しくて、これだけで、きゅんってする。
ちょっと照れたような右下のコマの月島くんの顔がめっちゃかわゆくて…。
居心地悪そうな、でも嬉しいような、そんな顔に見える。
で、相変わらず不安定な日向のサーブ。
それに翻弄される五色くんと。
試合中で、あと1点を取り合う切迫した状況で、お互いに余裕無くて必死なのが、なんか、もう、高校生っぽくて。
結果オーライ。
スガさん、の、顔…。
こんなに、必死に、繋いで、繋いで、ようやく一点をもぎ取ってるのに、それをなぎ払うかのような、ウシワカちゃんの一発。
この冷静さは、自信の上に成り立つのかな。
日本代表にも選ばれる強さって、ここにあるんだなと。
嶋田さんの応援、ほっとするね。
アゲテーアゲテー。
よし、もう一本!って気持ちになる(笑)
五色くんのキョーレツなサーブ。
でも受ける。
澤村さん、すごい、かっこいい。
田中さんのフォロー!!!
同時多発位置差攻撃。
からの、澤村さんのスパイクうううううう。
うおおおお!!!!
あー、もー、かっこいいよぅ。
月島くんの「せぇーのっ」のタイミングは、「コースを絞らせるためのタイミング」と「タイミングさえドンピシャで合えば、どんなスパイクも止められるタイミング」をはかってるのかなと思いつつ。
ここで、活きてくるんですよね。
「プレッシャーをストレスを与え続けること」が。
白布くんに。じわじわと。
「ほんの僅か いらだちと 焦りを含んだ 綻びを」
正に。
この瞬間やってくるのをずっと「見てた」
『目の前のことしか信じない』月島くんが、見てきた、それを。
ずっと、耽々と狙ってた。
その瞬間が。
(ここで特筆すべきは、白布くんだけでなく、同じセッターである、とびおちゃんが、月島くんのそれに気がついたことでもある)
ドシャット。
牛島若利のスパイクを。
「4人掛かりでも点取られない事で精一杯」だった牛島若利のスパイクを。
見事なタイミングで、ブロック決めた。
息が、とまったよね。
たぶん、会場がしん…って、割れるくらい冷たく静かになった状態と同じくらい、息がとまった。
あの、他者を圧倒する、寄せ付けないほどの、スパイクを散々見せ付けられてきた、人々が。
そこで、見たのは、その、牛島くんのスパイクがブロックされた現実ですよ。
「僕がウシワカに勝てるワケ無いデショ」
「ただ」
「何本かは止めてやろうと思ってるだけ」
山口くんにだけ、伝えた、月島くんの本音。
野望。
目標。
だからこそ、山口くんの「力を貸せるところまでは来たよ」がぶわあああああって、蘇ってきたんですよ。
サーブで相手を崩す=何本かは止めてやろうとしている月島くんに力を貸せることができる…と思ってた山口くん。
ふぁあああああああああ!!!!!!!
ウシワカ止めたァア!!?
止めたよー!!!!!
月島くんがとめたよー!
誰だアイツしらねー!!!
当たり前だよ!!!!
ここでようやく開花した子だもの!!!
だれもしらないよ!!!!
月島蛍っていうんですよ!!!!!
烏野高校1年のミドルブロッカーです!!!!
って、叫びたい衝動。
ああ、月島くん、やったよ!
そして、とびおちゃんは、やっぱり気がついてた。
セッターだから。
コート内では頭脳5の天才は、気がついてた。
これを待っていたと知るのは、セッターである、とびおちゃんと白布くんのみ。
(もしかしたら、監督たちも)
敵にいたら、本当に厄介すぎるブロッカーだと思うのですよね…。
たかがブロック一本
たかが25点中の1点
たかが部活
なんて、重いモノローグ。
本当に、これが、月島くんが、ずっと、ずっと、ずっと、背負ってきたものですよ。
真っ赤になった両の手のひらが。
ワンタッチを延々と続けてきた結果であり、月島くんの勲章ですよ。
ガッツポーズに言葉も無い。
どれだけ、泣いたと、思ってるのか。
木兎さんに「ハマる瞬間」の話をされたときから、きっと、ウシワカちゃんのスパイクをドシャットしたときだよ、って、思ってた。
思ってたけど、そこに、至るまでの、すべてが、ものすごくて。
ものすごかった。
つっきーの、ガッツポーズだよ。だって。
あんなに、淡々と無感情で試合と向き合ってきた子が。
とうとう。
ガッツポーズですよ。
一緒に、叫ぶしかないじゃないですか。
泣くしかないじゃないですか。
「もしも、その瞬間が来たら、それが、お前がバレーにハマる瞬間だ」
ハマる、瞬間、が、きた。
ラストの月島くんの顔、表情、が、もう、たまんないですね…。
そして、この、記念すべきドシャットが、烏野が白鳥沢に1セット取った瞬間でもあるのですよね。
大増ページ。
本当にありがとうございました。
終わり。
ここから、蛇足的考察。
この話を読んだ直後、一番に私は、お兄ちゃんのことを思いました。
明光くんのこの表情。
明光くんは、弟が、やった瞬間に叫んでないんですよね。
歯を食いしばってる感じ。
私は、明光くんが「自分のせいで負けて当然と思ってしまう諦めの早い子」になってしまったのを
悔いてる気がずっとしてたんですよね。
明光くん自身は「ハマる瞬間」を知っていて、バレーボールをやめられないくらいの楽しさを快感を知っている。
けれど、弟は、自分の吐き続けた嘘のせいで、どうにも本気を出してバレーボールをやらなくなってしまった。
それどころか何年もろくに会話もできない状態だった。
でも、弟は「烏野高校へ進学をしてバレー部に入部」した。
これを知ったとき、明光くんは、どう思ったのだろう。
喜んだのかな。
嬉しかったのかな。
まだ、蛍は大丈夫って安心をしたのかな。
そうして、ようやく、再び、まともに会話ができるようになって、一緒にバレーボールができるようになって。
それでも、目の前のことしか信じない弟が、自分が知ってる、バレーボールのおもしろさ、気持ちよさを感じてくれたらいいなと、思ってたんじゃないかと。
その瞬間を、目の当たりにしたからこその、この表情なのかなって、思ったのです。
いや、実際はどうかはわからないけど。
月島兄弟に夢見てますけど。
うん。
なによりもこの明光くんの表情を見て、お兄ちゃん、弟くんがやったよ!!!!!って、言ってあげたいなぁって、思ったんです。
ここで、ようやく、明光くんが月島くんと自分に残した爪あとが、消えたんじゃないかって、思ったのでした。
実際は違うかもですが…。
うっ。
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